煩悩は本望

日常の我欲にまみれた些細なことや、その結果を書き記します。画像の無断転載・無断使用はご遠慮ください。

【写真日記】長野県、ジブリを求めて 動物公園編

レギュラー更新が途切れてしまったものの、週内であるので余裕でセーフ。

自分ルールは便利だなぁ。

 

昨年。どころか一昨年でした。

ジブリパークとジブリ展」を求めに長野県に赴いた。

 

写真日記」と言いながら昨年の出来事の後に一昨年の出来事ってどうなの。

 

ジブリパークとジブリ展」

一眼を手に入れて間もなかった当時。屋内で暗め、かつ人が多い場所での撮影はままならぬもので・・・。

あまり写真が多くなく、なんなら今回は「城山動物園」のみである。

 

 

城山動物園

何がひどいって、手前下に同行者の頭が写っている。

なんというか、それなりに自分の腕前って上がったんだぁとしみじみ思う。

 

さて、写っている城山動物園とは長野県に存在する「無料の」動物園なのだ。

 

 

 

可愛らしい歓迎パネル

可愛らしい丸い目で歓迎してくれるアシカのパネル。

10月か・・・そいう言えば日が落ちると寒かった記憶が。

 

 

ピンポイントハロウィン

園内には可愛らしいハロウィンの飾り付けが。

現地で感じたのは「絶妙なミスマッチ感」だが、そこがいい。

ハロウィン装飾は当時この一か所のみだった。十月末が近づけば近づくほどカボチャに染まっていくのかもしれない。

 

 

猿山

入園無料なので、正直期待していなかったがこれがなかなかどうして、見応えがあった。

猿山も立派なもので、人が少ない故じっくり観察することができた。

そして人が少ない故、絶妙なノスタルジーを感じることのできる場所だ。

 

 

何かを食べる亀

丁度餌やりの時間で、亀の咀嚼を拝見できた。

大変かわいらしい。亀や蛇って、なんでこう目が可愛らしいのだろうか。

 

 

仁王立ちペンギン

凄く図ったかのようなポーズだが、やらせではない。このペンギンは着ぐるみではありません!

今回挙げる写真で一番の写真かも。

 

 

わらわらを食べる鳥

ジブリ好きなら「わらわらを食べつくす忌むべき存在」だろう。

それを抜きにしても、ペリカンってどこかしら怖い雰囲気がある。

 

 

17:00閉園の行儀の良い動物園

空はまだまだ明るい。

それもそのはず。この動物園は市立であるため17:00には閉園する。

 

閉園は早いが、数多の動物を愛でることができる。

近くには長野市立美術館や公園もあるので、長野に行った際はおすすめだ。

 

ただ唯一の難点が・・・。

広島でいうPASMOのようにローカルICカードが存在しており、2022年当時バスに乗車した際は「そのカードしか」使うことができなかった。

長野に行く際はお気をつけを。

【写真日記】二週間遅れの桜

世間は「春の熱中症」という、負の季節の変わり目が表現されている中、今更ながら千代田・台東・墨田周辺の桜をば。

 

 

人が〇〇のようだ

水道橋駅からのんびり散歩し、九段下へ。

写真キャプションの「〇〇」は推して知るべし。あのセリフのようなひどいことは言えない。

ただ人の顔にモザイク処理を施すのは面倒だった。桜の時期の九段下に居る人間なんて、撮影時だけいなくなってしまえばいいんだ・・・!

 

 

千鳥ヶ淵

桜の枝の隙間から、奥の桜が見える景色はいと趣深く、わびさびというものの雰囲気、なんとなく感じそうな、そうでもないような。

 

 

九段下欲張りセット

この一枚でどこで撮影したか、というものがよくわかる。

大学生時代、キャンパスが九段下だったので大変懐かしく、同時に苦い思い出がこれでもかというほど溢れてきた。

広島県民の鏡たる私は在学当時、靖国神社の鳥居より本気で厳島神社の大鳥居の方が大きいと思っていた。

これは鏡というより都会コンプレックス。

 

 

靖国神社境内と桜

今回撮影して改めて自覚したのは、どうも私は「遠近法」がよくわかる構図が好きなようだ。なんというか救われてなきゃあダメなんだ。大迫力でにぎやかで豊かで・・・。

灯篭より左側にある木々が一面桜であればよりきれいなのだろうが、神社境内の植樹に携わるほど権力も時間も金も地位も意識もないので、与えられたもので満足しよう。

 

 

錦糸公園その1

今回はコントラストと明瞭度を下げてみた。

白やらピンクやらは「ふわぁっ」とした優しい雰囲気が合うのかな。

けれど明瞭度を上げたくっきりはっきりした絵も、なかなかどうして悪くない。

 

 

幹直桜

普段お花と戯れない私は、この度「植物の撮影」というものが大層むつかしいことを痛感させられた。

この写真は見た通り桜の木の幹から生えているのだが、そのせいで影になってしまっている。

露出やコントラストを上げると背景が白飛びし、背景重視しその値を下げ過ぎるとメインの花が暗くなってしまう。だからといってレフ版を使うほどガチでもないし。

影や黒レベルを良い塩梅に下げてはみたが・・・改めて見るとやはり暗い。

部分的に編集すればよいのだろうが、まぁそのうち。

 

 

錦糸公園その2

この写真も同様。

撮影している最中や編集している最中は一枚の画像を見過ぎてよくわからなくなってくる。決して妥協じゃあない。あったとしても譲歩だ。

実際譲歩もせずに「お、ええんじゃない?ワシやるやんけww」と思ったものの、いざブログに貼りつけてみたらこのざま。

しかし、今回に関しては編集し、保存することなく終了してしまったという事件がすべての写真に起きてしまったので仕方がない。言い訳に余念のない私です。

 

 

錦糸公園その3

スカイツリーと桜はの組み合わせはぱっと見美しく見えるから簡単だと思っていたが、スカイツリーと木を並べてしまうと美しさが半減してしまう。強く、優しく、美しく。

 

 

錦糸公園桜まつり

スカイツリーより、提灯と桜の方が映え易く、撮影し易い。

そいえば一昨年は隅田さくら祭りの夜の提灯と桜の写真を撮影した気が・・・見たい方は是非PIXTAよりどうぞ!(セルフダイレクトマーケティング

 

 

桜、浅草寺境内より

私は物心ついたころから所謂「絶叫物アトラクション」が大変苦手だった。

精神的被虐趣味の乗り物、と言うくらい毛嫌いしている。

花やしきと言えば、私の絶叫物苦手意識をより強くした場所だ。

場所なのだが、夢の国島より夢の国海より、なぜか気に入っている。年間パスポートがあれば間違いなく購入しているだろう。

 

そんな好きな場所が背景に移った桜の写真だが、やはり「暗すぎる」の一言に尽きる。

精進せねば。

 

出来の可否はともかく、花やしきがこんなに近くにあり、四季を感じる写真を撮影できるなんて、幸せ。

 

【写真日記】数%程度の文学旅 宮沢賢治編

毎週更新とそれ以外の更新でアクセス数って大幅に変わることを学んだ。

 

また一つ賢くなってしまった。

 

さて、二週連続意識の高そうな内容になってしまいそうなタイトルだが、私はどちらかというと自意識が高いだけなので、内容に低偏差値がにじみ出ることを最初に断っておく。

 

 

「どんぐりと山猫」の会議

花巻駅に降り立ち最初に出向開けてくれるのはかわいらしいどんぐりと山猫。

宮沢賢治作の「どんぐりと山猫」に出てくるワンシーンだろう。

 

宮沢賢治は山猫が大層お好きなようだが、それをモチーフとした作品は可愛らしさ突出したデフォルメをされておらず、どこか貫禄があり気だるげな雰囲気を感じる。

 

パイプ加えてるのは渋すぎでしょう。

 

 

岩手軽便鉄道花巻駅

教養がないといっても過言ではない私は、宮沢賢治と言えば小学生時分、国語の授業で習った「注文の多い料理店」くらいしか内容を知らない。

 

遠野を堪能した日の夜、ホテルでyoutube宮沢賢治作品の朗読をいくつか急いで聞いたが、こちらで案内されている「シグナルとシグナレス」は存じ上げなかったため写真を撮るのみにとどめた。

聖地巡礼をしてたのか・・・。

 

 

街中にちりばめられた「宮沢賢治

流石世界的に有名な「宮沢賢治

街中に宮沢賢治作品のあれやこれやがちりばめられている。

 

この二枚の写真は「銀河鉄道の夜」だろう。

嗚呼、また私の博識具合が披露されてしまった。

昨夜ホテルで聞いていてよかった。

 

注文の多い料理店」ベンチ

作品を知っていると街中を歩くと「あ、これあの作品だ」と分かるのが少し楽しい。

なるほど、これが「教養」か・・・。

 

そう考えると「教養」って何なの?趣味広げるためだけのもの?と、酔った頭で午前4:54に考え始めてまとまらなくなるので、深堀はやめておこう。

 

 

わんこそばに近寄る影

こちらは岩手県名物「わんこそば」を食すことのできる店。

宮沢賢治も通っていた?好きなメニューがあった?とかで、やはり天才作家の影がいたるところに存在していた。

 

「100くらい余裕っしょwwwっつーかこれからっしょww」と余裕ぶったのもつかの間、60だったかな・・・?

そもそも普段一日1、2食なのと、薬味と一緒についてきたエビやら傍らに待機する店員さんに対する緊張やらで数字は出なかった。

 

けれども、やはり大変おいしゅうございました。

 

 

体に塩を練りこむ建物

こちらは写真にも書かれている注文の多い料理店」に登場する「山猫軒」

左右の猫は可愛いとはいいがたく大変物騒だが、思い出補正も含まれているのか、どこか愛嬌を感じる。

 

 

猫の事務所

けれどこれは少し怖い・・・。

花巻駅より新花巻駅周辺の地域が「宮沢賢治」にまつわるエリアが多い。

 

こちらは「宮沢賢治記念館」の入り口で、文字通り「宮沢賢治」に関する資料が展示されている。

作品は少ないので、人物像に興味のない人は別に・・・かもしれない。

 

 

星になる

こちらは「よだかの星」のラストのシーンだろう。

この作品も前日夜にyoutubeで聞いていたため知ることができた。

大変悲しい話なので夜聞くのはお勧めしない。

 

街中や展示では見つけられなかっただけかもしれないが、個人的には「ツェねずみ」という、厄介フリマアプリを予言したような作品が好みだった。

 

現代風にいうと「通販で購入した品の段ボールをカッターナイフで開けたら商品が傷ついた。普通~~~(中略)~~~というわけで私は悪くないので責任取ってください」という作品だ。

 

どこかYahoo知恵袋などを彷彿とさせる作品だ。こういう物を見て笑っていられる精神は大事にしようと思う、教訓になる作品だった。

というものなので、ぜひお聞きしてほしい。

 

 

さて、車のない私たち一向はオンゲキというゲームセンターの音楽ゲームの「岩手県称号」を手にするため、まさかの花巻駅からゲームセンターを中継し新花巻駅まで歩くという暴挙に出てしまった。

 

 

その結果「童話村の森」についたころには陽は落ちており、ライトアップに丁度良い時間になった。

童話村の森ライトアップ

と行きたかったのだが、人生はうまくいかないもの。

日暮れまでだいぶ時間あったなぁ・・・。

まぁ予定外は旅行の醍醐味だね、うん。そもそもががばがば予定だけれども。

www.kanko-hanamaki.ne.jp

観光協会公式サイト様によると、7月から10月の間に期間限定で開催されているようだ。

 

ライトアップ前もライトアップ後も持った共通の感想は、わかる人にはわかる「昔広島県安佐北区にあったガラスの里のようなノスタルジーを感じる」というものだった。

 

広い草原や宮沢賢治作品をモチーフにした屋内展示等、ライトアップにも見応えのある公園なので岩手県を訪れた際は行ってほしい。

 

本当はまだまだ写真はあるが、私たちが映り込んでいたりブログに載せる程の完成度じゃあなかったり・・・。

あとは結構飲んでしまったので、そのうち挙げようかと思っている文字ナシ写真のみの記事で紹介したい。

 

とりあえず何が言いたいかというと、岩手良いとこ一度はおいで。

 

 

 

余談

釜石線

遠野駅から花巻駅周辺のホテルへ向かう夜の電車。

暗すぎなのと同時に、駅のホームに緑が生えているという環境に配慮したホームだ。

 

どんどはれ

【写真日記】数%程度の文学旅 柳田國男編

二週連続で更新して調子に乗ってたら、コレ。

まぁ煩悩のままなブログだから、仕方ない。

目標は毎週、もしくは隔週更新だが、標は目標であって、実現したら目標ではなくなる。

 

私は目標に向かうために更新しなかったんだ。

Q.E.D 言い訳終了。

 

さて、前回は伝承園の直前で終わっていたはず。

 

 

遠野と河童

伝承園につくと、まずお出迎えしてくれたのは「河童のクゥと夏休み」のパネル。

 

写真編集時に気づいたのだが、顔出しパネルの上に張り付けて再利用しているっぽい。

リサイクルにも余念がない、遠野です。

 

 

伝承園内

長距離徒歩の旅だったためあまり時間がなくゆっくり見れなかったが、この「佐々木喜善」さんこそが、遠野物語の内容の引き出したる人物。

 

振り返れば振り替える程、もう一度行きたくなる。

 

伝承園は皆さんご存じ「怪談のシーハナ聞かせてよ。」のロケでも来ていたので、売店には当時怪談社のお二人等の集合写真が飾ってある。来園した際は是非そちらも見てほしい。

 

 

おしら様

内容が内容なだけに、不躾に撮影することが憚られたため大層枚数の少ない「おしら様」の写真。

東北独自の信仰のある神様だ。

詳細はいつも通り、ウィキを参照。

ja.wikipedia.org

この表現が正しいのかわからないが、この部屋に立ち入った際の感想は「大迫力」に尽きる。

本当はもう少し滞在したかったのだが、徒歩の旅であるため(ry

 

 

さて、伝承園に後ろ髪を引きちぎられんとばかりに引っ張られつつ次に向かったのは河童伝説のある河童淵こと「姥童淵」

河童伝説の残る地

めっちゃ反射に映り込んでるじゃん・・・。

 

ここに住んでいる河童が下流で悪さをしたのか。

前回の記事では「よくわからない」みたいなことを書いた気がするが、きっと頭が回ってなかったのだろう。すべてはアルコールが悪い。

 

姥童淵

鬱蒼とした森林に挟まれた小さな川。

昔はもっと水深が深かったのか、はたまた時期の問題か。

尋ねてはいないが、きっと同行者からしたら「森じゃん」という感想がでるかもしれない。

しかしそれが「聖地巡礼」というもの。

アニメの舞台然り、書籍の地然り、実際に現地に到着してもその程度の物なのだ。

しかし、それでもテンションが上がってしまう。それがオタクというものなのだろう。

 

余談だが、最近だとドラマのロケ地を訪れることも「聖地巡礼」と言っているようだ。

本来は八十八か所巡り等、宗教上の聖地等を信者が巡礼することを「聖地巡礼」という。

アニメは性質上「ロケ地」とも言いづらかったため、オタクを「信者」に見立てて皮肉も込めて「聖地巡礼」という言葉になったのだろう。

そう考えるとロケ地巡りはそういう言葉が存在する以上「ロケ地巡り」なのでは?

 

 

姥捨て山

遠野物語柳田國男佐々木喜善を知らずとも「姥捨て山」の名前を知っている人は多いのではなかろうか。

姥捨て山という名前自体は、口減らしのため年老いた親を山に捨てに行くという「民話」のようだ。

しかし寒い地域の食糧難、それも何百年も前の日本となれば実際に行われていてもおかしくないだろう。

また遠野は実際に「姥捨て」が行われていたといわれる地がある。

大変暗い過去を持ち、景色も一層寒々しい。

ただそんな暗い歴史も諸説ある。

一説では捨てられた人々は山の中で集団生活を行っていた。

またある説では、人数分の年貢を納めなければならないため、年貢を納める頃合いになると"一時的に"山に連れていき、「親が亡くなったため人数が減りました。従って年貢はこのくらいになります」という、いわば節税。というか脱税を行うためだったとか。

 

個人的には食糧難に対する苦肉の策で行っていてもおかしくはないと思うのと同時に、何百年も前の寒い地方の日本で、一時的な脱税で食料が足りていたのかという疑問も持ってしまう。

ただ歴史は諸説がつきもの。是非年貢回避のためであってほしい。

だって単純にこの話泣きそうになるんだもん。

 

 

姥捨て山事「デンデラ野」

「姥捨て山」は遠野では「デンデラ野」という地で行われていた。

実際にデンデラ野に向かうにあたって何より恐怖を感じたのは、上の写真にもデンジャーカラーで記されている「熊出没注意」

日暮れも近かっため、速足で後にしてしまった。

 

 

街中?街はずれ?には先ほどの姥童淵のような看板が大量に存在している。

神隠し伝説の「寒戸の婆」や、かの有名な座敷童がいたといわれる屋敷「孫左衛門の屋敷跡」等々・・・。

全て遠野物語に載っている話の舞台なので、遠野に行く際は是非遠野物語で予習をしてほしい。

倍楽しめます。

 

 

この記事で花巻の写真も紹介しようと思ったが、出来の良し悪しは別として、思った以上に文章量が多くなってしまった。

次回こそ、花巻の写真を載せるんだ。

 

更新日は毎週もしくは隔週が目標。

飽くまで目標なんで。伸びしろですねぇ。

【写真日記】ようやく岩手記事

なんやかんやと延期延期になっていた岩手記事。

ブログ記事を意識しながら写真撮影をした。つもりなので、枚数あればいいなぁ。

 

個人的に、岩手県と言えば「遠野物語」の遠野市

柳田国男という民俗学者が、遠野地方にまつわる伝承などをまとめた本。

詳細は以下のウィキペディアを見てほしい。

遠野物語 - Wikipedia

 

実際に現地を見て回るまで知らなかったのが、遠野出身の小説家「佐々木喜善」によって語られた話をまとめたものらしい。

 

 

遠野駅

というわけで、到着しました遠野駅。

東京から、ということでなんと新幹線を使わずに行ったため、本当の到着時刻は夜でした。

マジで寒かった・・・。

 

 

遠野の河童

遠野。というより東北地方と言えば「座敷童」が有名だが、遠野と言えば、そこに河童も加わるだろう。

遠野の河童は「赤い」と言われており、この像もそれを意識した材質なのか赤銅色になっている。

所説あるが、飢餓のため口減らしの対象を赤子にし、その供養や畏怖、悲哀の気持ちの表れでは、と私は考えている。

 

 

遠野の街中

遠野駅から少し歩いたところはいくつかの商店が軒を連ねており、レトロな建物も多く見られた。

本当はじっくりと色々見ていきたかったが・・・あれだね、車ないと無理だね。

 

 

獅子踊り

まず向かったのは、「遠野市立博物館」

血がにじむほど悔しいのは、「遠野物語と呪物」という展示に合わせられなかったこと・・・。思い出しても悔しい。肌が赤くなりそう。

 

 

遠野市立博物館

博物館展示品は撮影も可能で、なんなら挙げてもよいらしいが、ネタバレ記事ではないのでそこは控えておく。

 

短めに見積もって4,5時間見ていたかったのだが、「伝承園」や「かっぱ淵」等々、見たい場所がたくさんあったため後ろ髪をひかれつつ退散。

 

遠野市立博物館は、遠野物語を読んでいない同行者も楽しめていたので、是非お勧め。

遠野物語で出てくる数々の物品や、それにまつわる歴史。等々・・・。

是非もう一度行きたい。車で。

 

 

SLも走ったとある道

遠野駅近くの橋から見えるこの線路。

なんと2023年6月まで「SL銀河」が走行していたらしい。

 

「銀河」という名前の由来は、間違いなく宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」だろう。
というのも、私も岩手に行くまで恥ずかしながら知らなかったのだが、隣の岩手県花巻市宮沢賢治の出身地らしい。

次回の記事内容が決まったね。

 

 

遠野市 牧歌的な道

さて、遠野駅から遠野市立博物館。そして伝承園。

遠野駅から南に行き、遠野市立博物館から遠野駅を通り越して北に向かっているルートになる。

公共交通機関を使えば楽勝なのだろうが、GoogleMap君で調べたところ徒歩と大差ない・・・というわけで、我々は「徒歩」を選択してしまった。

10月の日中といえど、日が陰ると寒いので徒歩はお勧めしません。

けれど道中の景色は良かったなぁ。

 

 

遠野八幡宮

景色以外にも、徒歩のおかげで予定になかった神社にまでお参りすることができた。

 

遠野八幡宮 境内

写真の鳥居手前の横に伸びた道。なんと流鏑馬を行う場所らしい。

掘れば掘るほど見たいものが増える町。それが遠野です。

 

この神社で感動したのは建物の立派さや広さ、その他諸々もそうなのだが・・・。

 

 

遠野八幡宮 手水舎

流石遠野。手水舎が河童じゃあないか。

手水舎は時に地域性が出るようで、亀戸にある亀戸天神だと亀から水が出てきている。

 

 

遠野の歴史

流石「遠野物語」の聖地というべきか、道には様々な石碑とその解説版があった。

この「追分の碑」は、はるか昔の案内板の様だ。

 

 

キツネの関所



そしてこちらは遠野物語にも出てくる「キツネの関所」

本格的な聖地巡礼でテンションが上がる。

所謂「キツネに化かされた」話である。

バスを使うとこういうとこも寄れないから、やっぱり徒歩でよかったかも。

石碑のキツネも大変かわいらしい。

 

 

怒涛の河童

この道を歩いていくと河童伝説のある「河童淵」があるのだが、写真にもある通り「かっぱロード」こそがこの道の名前である。

名前の通り、途中何か所か河童様が鎮座されておった。

 

 

河童淵までもう少し

かっぱロードを歩き続けると、かわいらしい看板が河童淵までを案内してくれる。

河童淵じゃあなく、かっぱ淵なのね。

 

 

かわいらしい看板の近くには・・・

 

長閑な釣り人のいる風景

なんと!元気に釣りをする人形の姿が!!

何を釣っているのかというと、河童だ。

哀れ、釣られた河童

なんならもう釣られている。

 

 

「えぇい、人形ごときに負けてはおられん」とかっぱ淵では私も挑戦。

かっぱ釣り

実は、「かっぱ釣り」というものが初体験な私。

未熟故、釣ることはできませんでした。

 

 

かっぱ淵

かっぱ淵にいらっしゃるかっぱ釣り名人曰く、この川も砂や石で大層浅くなったとのこと。

遠野物語に語られる時代は、河童が隠れられるくらい深かったのだろう。

一つ気になるのは、一枚目の写真の案内板にも書いてあるように、河童の出没したといわれる場所はここから結構な距離がある「姥子淵」と呼ばれる場所。

何やら一度調べた気がするが、忘れてしまったため思い出したら次回の岩手記事に追記しよう。

 

 

かっぱの茶屋にて

座敷童の見え隠れするかわいらしいソフトクリームで、ようやくの休憩。

 

この後伝承園に行き、さらにそこから姥子淵や佐々木喜善の家。そして有名な姥捨て山へと、まだまだ旅は続くのである・・・。

 

どんどはれ。

【写真日記】福岡からの山口記事

タイトルが雑になってきている気がする。

 

前回は小倉駅周辺だったので、今回は唐戸市場周辺をば。

 

前回と今回、どちらも一眼で撮影しております。

 

 

唐戸市場

どれだけ市場好きなの?と思う程度に今回は市場巡りをしていた気がする。

 

書いている最中に気づいたが、下関って山口県じゃあないのか・・・?

物心つく前から福岡の祖父母の家に行っている身としては、関門海峡周辺はひとくくりにしてしまう悪い癖。

本当、地元住民に申し訳ない癖なので今後は改めます。

 

 

唐戸市場 サザエの安い店

なんと!

今回は!!

許可をもらっております!!!

 

 

安、美味

数年前まではもっと安かったらしい。不況の影響か・・・。

けれども美味しいし、やっぱり安いから買ってしまう。

 

 

唐戸市場

前回同様、写真の編集はコントラストと明瞭度を高めに設定している。

明暗がはっきり分かれるので何とも難しいが、市場や工場といったゴチャゴチャしている写真はどことなくかっこよく見えるのは気のせいだろうか・・・?

 

 

海を目の前にして海抜0m超え

風なのかもしれないが、都内では海から離れていても「海抜-0.1m」だとか書かれているため衝撃を受けた。

後ろのカップルに嫉妬の炎を滾らせてしまったため、少し白飛びしている。

滾る炎は憎悪のきらめき、キュアヘイト!

 

 

下関フグ

またもや編集中に気づいたが、下関。しかも唐戸市場まで赴いたにもかかわらずフグを一口も口にしていない。

ま、まぁやっぱり高級食材だし、仕方ないね。

この日は雲が多く、南向きに撮影しない限りどうしても空が白一色に近くなってしまっていた。

 

 

下関フグ その2

色彩を上げ過ぎてしまった感が否めないが、空がきれいなので良しとしよう。

下関以外にも、過去に訪れた門司港レトロ等々・・・この写真の背景に移っているようなスマホ用の三脚や撮影台が、観光名所には最近多くなってきている気がする。

が、東京のあちらこちらではあまり見かけない。

もう少し観光地に人が増えたら、通行の邪魔になってしまうため撤去されてしまうのだろうか。

 

 

フグ提灯(可愛い)

三脚がなくなる前に、気になるあの人と行かなきゃ!

 

 

長らく更新をしていなかったという流れで、二週間連続で写真日記を投稿してしまった。敗北を知りたい。

【写真日記】福岡記事で久々の更新+α

自動更新を行った(はず)にもかかわらず、なぜか更新ができておらず、せっかくなので書き直すことに。

 

年明けから何かと忙しかったので、超久々の更新。

 

まさかこんな形でまた福岡に行くなんてなぁ。

色々と、ふつふつと考えてしまうけれど、とりあえず撮影した写真を見て気分をごまかそう。

 

今回はシラフでお送りいたします。

 

小倉駅

降り立ちますは小倉駅

福岡県と言えば「博多」なイメージだが、小倉もなかなかどうして捨てたもんじゃあない。

 

むしろ以前書いた記事のように、ハードルが高まり過ぎたおかげでやることがない・・・という事態に陥ることがない。

これはこれで小倉に失礼か。

 

 

魚町銀天街 その1

今回は写真の編集は風合いをいつもと変え、主に明瞭度とコントラストを上げてごちゃごちゃ感を出してみた。

 

次回の記事も高明瞭度+低コントラストが多めに存在する予定だ。

一人称視点の町並みだと、この編集でどことなく寂しい気がする色合いになる気が・・・暗めだからかな。

 

 

魚町銀天街 その2

魚町銀天街

 

幅こそ狭いものの縦横無尽に長く続いており、色々な店があった。

年越えて一月も後半というのにイルミネーション出している場所、多くない?

世間的にはいつ頃から片づけを始めるのだろうか・・・。

 

 

旦過市場 その1

こちらも小倉駅からすぐのところにある商店街だが、一昨年短いスパンで2度ほど火災が発生してしまった旦過市場という趣市場。

編集中に気づいたが、「旦過市場 その1」のカラーコーンが並んでいる箇所こそが火災の場所だと思われる。

 

ちなみに魚町銀天街も2024年の年明け早々に火事になってしまっている。

2024年・・・なんだかなぁ。

 

 

旦過市場 その3

小倉駅とは反対側の出入り口付近。

角のおでん屋がものすごく味を出している。

すごく味を出している分、ケチをつけるわけではないが「韓国料理」の異質感が強い。

 

りんご飴専門店やパフェ専門店と言った店がちらほらと。

趣商店街に新たな風が吹いてきているのがわかった。Inspire the Next.

 

 

旦過市場

やっぱりあのおでん屋がノスタルジーを醸し出している。

こんな感情になるくらいなら、草や木に生まれ・・・あの時このおでん屋で一杯飲めばよかった。

 

 

 

今回久しぶりに更新するにあたり、「ブログに載せる程の写真、そんなになくね?」ということに改めて気づいた。

 

無論、更新が止まっていたのは「忙しい」という理由を盾に己が無能さが原因なのだが。

いや、通信制テザリングで遠隔画像編集は無理があるって。無能じゃあないじゃん。悪いのは世間の方だったか。

 

そんなこんなで、今までのような写真日記更新は行うが、更新頻度を上げるため、写真以外のマルチなブログにしていきたい。

 

当面の目標は「コンスタントな更新を行う。内容は問わん」

内容レベルの限度はあるけど。